楽園道楽

南国移住を夢見て、うっかり自分探しの旅にでてしまったワタシの記録

月3万円ビジネスを読んでみて、ミニマリスト的にありだなと思った。

 

「月3万円ビジネス」はいい人しかしないらしい


盛大にミニマリストをかたってますが、家は散らかってます。

 

我が家の移住先候補、マイナーな離島に仕事はない。季節労働やたまのアルバイトぐらいはあるだろうが、継続した収入を得られる就職という選択肢はほぼない。

 

そこで、月3万円ビジネスという本をよんでみた。

 

この本の提案は、1か月に3万円しか稼げない仕事をする、というもの。ひと月3万円じゃ食ってけねーよと思われるだろうが、筆者の藤村靖之氏の提案は3万円のビジネスを10個作ったら、月30万円の収入でしょ?というもの。

 

そもそも、月に3万円しか稼げないようなビジネスは、お金をいっぱい儲けたい人はやらない。ので、競争相手がいない。そんでもって、人に喜んでもらえること、地域の困りごとを解決すること、仲間とできること、などをやるので、「いい人」しかやらない。

 

しかも、月に3万円以上稼げそうだとしても、3万円以上は稼がないので、拘束時間が長くない。あとは暇な時間で3万円ビジネスを複数やればいい、というもの。なるほど。

 

ワタシも、ほどほど自営業をぼちぼちやってきた身なので、なんとなくは理解できる。常にアイデア勝負。いろんなこと考えてやってると楽しいこともあるものだが、個人ビジネスってモチベーションが命。やらなくても誰からも怒られないし、自分の首が絞まるだけ。時に、首が絞まってようともなまけ心が勝場合があるのはワタシだけだろうか?

 

そこで、地域の困りごとを解決する、とか、仲間と一緒にやるってのは、いいアイデアだなぁと思いました。が、自分が楽しいと思うことしかやらないって書いてあるから、モチベーション下がることないのかな?とも思うけど。

 

そもそも、離島で月3万円も稼げるビジネスになるのか?そこが問題。


読んでみると、へ?こんなことがビジネスになるの??ってことから、ほぉ~と思うことまで、事例がいくつか載っていて、これ、ワタシにもできるんじゃない?と一気にその気んなって、やっちまいそうなのだけど、仕事のない田舎だよ?ワタシが思いつくことは、他の誰かも思いつくはず。たいていのことは、もう他の人がやってるか、やってダメだったかのどっちかじゃないでしょうか?

 

そこで、やはりリサーチ。ありがたいことに、今時その気になりさえすれば、たいていのことはネットで調べられる。自分が住みたい場所で、どんな仕事があって、どんなお店が繁盛していて、どんなお店が閉めているのか。住んでる人はどんな人たちで、観光客はどのぐらい来るのか?を冷静に考える。

 

この冷静にがポイントではないだろうか。客観的にでもいいかもしれない。自分が思いついて、これ、いけるんちゃう?って思いこんじゃうと、いろんなマイナスポイントが目に入らないことってありますよね。この、冷静に!が一番大事なのかもしれない。

 

でも、ここで客観性を求めて友人や家族に感想を聞くのはどうだろうか。全否定か全肯定、どちらをやられても、人生を踏み外すこと間違えなし。

 

いかに支出を減らして、ミニマムに暮らすか。これ大事。


あと、いかに支出を減らすか、ということも大切だと書いてありました。支出の多い生活は、その分多く稼がなければならず、結果、仕事に拘束される時間も長くなり、その仕事のストレスを解消するために、またお金を使う、という負のループに陥ってしまう。


その昔、うちの旦那が、「生活するために仕事してるのか、仕事のために生活してるのか、わからなくなってバカバカしい。」と、言ったことがありました。

 

そんときは、何言ってんだ?この人??と思ってスルーしたけれど、たしかに。

 

仕事に行くための身なりを整えるお金、仕事で溜まったストレスを解消するために使うお金、仕事に行くための時間を捻出するために生活を便利にするお金、なんかを考えると、相当な出費になる。旦那、なかなかいいとこ突いてくるよね。

 

そんなわけで、まずは、移住準備の第一歩として、生活を小さくすること、ミニマムな生活をすることからはじめてみてもいいかもしれない。あとは、妄想力を駆使して、3万円ビジネスを妄想してみるってのはどうでしょうか?

 

 

 

 

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