移住に支援はあるのか?
そこに愛はあるのかい?(なつかしい、あんちゃん節。これわかった人、アラフォーオーバー決定ね。)の、のりで、移住に支援はあるのかい?と問うてみる。
あるんです。特に、子育て世代への支援がけっこうある。
子育て世代の少ないところとかだと、学校存続の危機だったりするので、移住すれば、喜ばれる。もれなく支援もついてくる。試しに、移住・支援・子育てとかでググっていただければ、まとめてくれてる親切丁寧なサイトまであり。
移住妄想患者、けっこう多いんですね。おまえが言うなって?
しかし、うちは南国、離島狙い。南国移住の王道、沖縄移住には、たいした支援なんぞはありませぬ。移住者なんて、よせてはかえす波のように、来ては帰っての繰り返しなんでしょうね。石垣島移住なんて、ネットで賃貸住宅まで探せるけど、お家賃はなかなかいいお値段しますもの。
しかも、沖縄だと自然もあるけど、キラキラしてギラギラして、ワクワクする、お金使って楽しむとこもいっぱいある。ある意味、理想の楽園なんだろうけど、ワタシの理想とはちょっとちがう。
お金に振り回されない生活、お金に使われない生活がしたいのだ。
狙うは、もっとマイナーな離島。
ぜひともきてちょーだいって市町村だと、移住支度金まででるとこがある。いっとき鹿児島県三島村に移住したら子牛か50万円その他諸々ありで話題になったとかならないとか。いや、なったんだけど、問合せが殺到しすぎて、今は募集を見合わせているらしい。
でも、この移住して、支援をもらうってのもどうなんだろう。
だって、ずーーっとここに住んでね。そんでもって町の役にたってね。ってことでしょ?
ずっと住むかどうかなんて、住んでみないとわからないし。住む限りは、もちろんお役に立てればいいとは思うけど、それを暗黙の義務にされるとちょっと・・・。でも、もらうもんもらっちゃったら、動くに動けなくなっちゃうよね?そんなプレッシャーを感じるのはワタシだけだろうか?
どっちにしても、住んでみないことにはわからないような気がする。
でも、そういう離島の住居ってなかなか外からは探せないらしく、ご近所や知り合いを通じてお家を紹介してもらう、というのが通常の手段なよう。なので、知合いがいないと話にならんが、一定期間住むなり、しょっちゅう長期に滞在するなどしないと知人などできるはずもなく・・・。鶏がさきか、卵がさきか・・・みたいな話になるわけで。
そこで、定住促進住宅に目がいくわけだ。お試し生活ができる制度ってのはありがたい。そのうえ、ネットでみれるところもけっこうあるので、これまた、ありがたい。
とっとと行っちまいたいところだが、アラフォーにもなると、いろんなしがらみが…ねぇ。
まだまだ、妄想がたりませんな。
これってミニマリストなの?
前回もお話ししたように、我が家はミニマリストなよう。
よう・・・と言うのは、ある日のこと、本屋で立読みという暇つぶしをぶっこいていた時に、ふと目についたミニマリスト本をパラパラとめくって衝撃を受けたのです。
え?こんなんでミニマリスト??本まで書けるの??
だって、家にテレビあるやーん、電子レンジあるやーーん、ドライヤーあるやーーーん。衣替えとかすんねやろ?
うちはといえば、引っ越しを機に、使わなそうなもん、ぜーーーんぶ処分しました。
壊れたのをいいことに、布団乾燥機で代用していたドライヤーはさすがに無理があったので買い足したのだけれども、その他、駅近に越したんで車も処分。
必要なときはカーシェア。普段はチャリ。
服は洗濯して着るものしかない。なんで、1日でも洗濯し忘れると着るものに困る。
下着も靴下もそう。
1個買ったら、1個捨てる。ってか、くたびれて買いなおす時に買う。
おかげで、衣替えするほど服もない。
で、不便じゃないの?と聞かれたら、
不便です。でも、死にゃぁしねぇよ。
とこんな感じ。移住に向けて、消極的努力というか、これはたぶん、性分だなぁ。
元来ケチ。本来ケチ。でも、物を減らして、買わない癖をつけとけば僻地にいっても楽だよね。必要なものは買うし、必要ないものは買わない。(若干必要なもの買ってないが・・・)。買うときは、高かろうが、安かろうが、欲しいものを買う。
人によって、必要なものの量って違うから、その人にとっての適量ってもんがあるんだとは思うけど、うちはたまたま、夫婦で同じ癖だったので、その辺は助かってるけど。
そんな我が家、そりゃぁもう、きれいなお家なんでしょうよっ(ケッ)と思いますよね?駄菓子菓子、
そうでもない。むしろ散らかっている。
キレイ好きで若干潔癖な旦那の口癖は、「こぼすな。きらすな。かたずけろ。」のスリーK。(きらすな。はワタシがよく生活必需品=トイレットペーパーやゴミ袋を買い忘れるので)
物は少ないが、散らかってるってなんでや?
突然の来客は、体を張って断ります。
消極的努力とミニマリスト
移住を夢見て努力する。というとどんなことを思い浮かべるだろうか?
お金を貯めるとか?
家を探すとか?
仕事を探すとか?
家族を説得するとか?
まぁ、こんな感じ。うちでもやってる。
主に旦那が。一通り。やってる。
お金も貯めてるしぃ
家も仕事も暇さえあれば、ネットで探してるしぃ、
家族(親)は、まぁおいおい(汗)
で、うちの旦那は「そんなもんは当たり前。俺はさらに消極的努力をしてる!」と言う。
なんですか?それ???
その前向きなのか、後ろ向きなのか、よくわからない努力とは!!
お金を使わないこと。だそうです。
必要最小限、ライフライン以外の出費を減らす!と断言し、
酒を辞め、テレビを辞め、たばこも辞め、肉も食わない。
中毒性があり、辞めにくいものを今からカットしているのだそう。
完全に変人です。が、努力は認める。あっぱれ。
そんな我が家のミニマリストっぷりはまた次回。
子離れ、できてますか?
こぶっち(5歳娘)がなんと、母離れ。
今まで、どんな日も、どんな時も、どんな状況でも、「おかあちゃ~ん」だったのが、
ある日、突然、なんの予告もなく、「お父ちゃんがいい」などと言い出した。
母:「お風呂はいろっか?」
こぶ:「お父ちゃんと!」
母:「寝よっか?」
こぶ:「お父ちゃんと!」
母:「こっちおいで~」
こぶ:「いや!お父ちゃんと!」
極めつけは、3人で出掛けた帰り、家の近所でご飯でも食べようかってことになり、
向かう途中で、旦那とワタシで意見が別れ、疲れていたせいもあり思いのほかスパーク。
キレた旦那が「もう帰る!」と言い出したので、「勝手に帰れ。こぶ!行こっ!!!」と娘を連れて行こうとしたら、なんと・・・
「お父ちゃんと!お父ちゃんがいいっ!!」
もう、青天のヘキレキ、寝耳に水、豚に真珠(違っ)!
ショックすぎて、「じゃぁ、お母さんだけ行く!!」と一人旅立ってしまったほど・・・。
しょうもねぇー・・・と思われるかもしれないが、私にとっては大事件。今までどんな時も母の味方だった娘が、ある日突然寝返ったんだもの!
育て方、間違えた?ワタシの心が狭すぎるのか??どうにもこうにも気持のもっていきようがなくなり、嵐のようなネット検索を開始。
検索ワードは、パパになつく、パパっ子、パパの味方etc・・・。
でるわでるわ。みんな似たような体験してますがな。パパになつきすぎてムカつく事例がわんさか!!
大半の母の言い分をざっとまとめると、
1、(旦那へ)普段から一生懸命世話してる私をさしおいて、おいしいとこだけ持っていきやがって!
2、(子どもへ)母の気も知らないで、父、父、言うんじゃねぇークソガキ!
というもので(ホンマか?)、ですよねー。わかる!わかるっ!!!と、かぶりつきで読んで癒された後に、児童心理学的なものも読んで、今度は理論的に理解する努力をしてみた。
4~6歳頃、それまではお母さんに守られて安心しきった世界にいた子供が、母子カプセルから巣立って一人立ちをする時期なのだそう。そして、その母子カプセルに風穴を開ける役割をするのが、外の世界担当の父(父性)。
うちのように、ある日突然かどうかは知らないけど、母親的なかかわり方よりも、父親的なかかわり方を好むようになるとのこと。
この母子カプセルを壊して外に出ないでいると、安心だけど、息苦しい。なんかもう無理っ!となるらしい。
また、この時期にちゃんと母子カプセルを脱出しとかないと、思春期頃にけつまづいたり、アダルトチルドレン化してしまったり、引きこもっちまったりと、後々、まずいことになることが多いらしい。
それは、かなりいただけない。
成長の一環なんですね?別に育て方しくじったわけじゃないんですね??
理屈は理解できた。
でも、なんかモヤモヤするっ!納得いかーーーーーーん!!
そうそう、この母子カプセル、夫婦仲が悪いとうまく壊せないらしい。母が夫の代わりを子どもにさせてしまうので、精神的父不在家庭ができあがり、カプセルがどんどん強固になっていくのだそう。
うちの場合、ワタシがせっせと強化していた母娘カプセルを娘に強行破壊されたような感じなんですが。
ぐ・・・、この敗北感。母娘関係でなくて、中途半端な夫婦関係、そっちの問題なのか?!。
と、打ちひしがれていたところに、神のようなひとことが!
「お父さんはレアキャラ」。
普段から接する時間が短いお父さんは子どもにとってレアもの。そのレアものと存分に遊べるのも、母から愛されているという安心感があればこそですよ。
だって。微妙な夫婦問題はとりあえず棚に上げて、今回はこの神のお告げのような一言にすがることにしよう。ありがたや、ありがたや。
運動会だ、チャッチャチャチャ。
今日はこぶっちの運動会。年長さんなので、保育園最後とあって、いろいろと見せ場が用意されている。人生はじめての晴れ舞台的なものなのではないだろうか。
その見せ場の一つが竹馬に乗って結構立派に作られた山を越えるというもの。
あとは、オープニングの踊りとかリレーとかね。
で、その人生初の晴れ舞台の見せ場で、こぶっち、見事にすっころびまして、大泣き。
もう一度チャレンジするものの、いけた!と思ったとたん、会場から大拍手がおこり、びっくりして、再びすっころび。さらに大泣き、嗚咽つき。
旦那は望遠レンズが射撃用?と思うようなゴルゴばりの険しい顔で撮影しながら、
旦那:「もう、こぶっちの運動会人生は終わったな・・・。」
ワタシ:「あ~ぁ、またすっころんだな(笑)。まぁ、大きくなったらネタになるわ(笑)」
旦那:「いや、これはもうトラウマやな。運動会大嫌いになるね。」
えぇぇぇー、それはネガすぎるやろっ!
まぁ、そんな父の心配をよそに、次のリレーで一人ぬかしーの、こぶっち、あっというまにご機嫌。
そのうえ、よそのママやババたちに、
「こぶっち、頑張ってたね。おばちゃん感動して涙でてきたわ」とヒーロー扱い。
いやいや、この人ころんでますからね。いわゆる失敗ですから。しくじった人ですから。イーサンハントやったらミッション失敗ですよ?つかまっちゃってるかもよ??
あ、でも、一見最悪な出来事だったことも、未来の状態によって意味付けが変わって、めっちゃラッキーな出来事になるのかもしれない。
こぶっちなんて、スムーズにクリアするよりも、断然、美味しいとこもっててるもんね?トラとウマにも、全然なってないしね。いや、あれ演出やからね?とか言いそうな意気揚々っぷり。
人生、何がおこるかかわかんないもんですね。
じゃぁ、なんかわからんけど、最悪なことがあったときに、とりあえず「よっしゃ!!」と思っといてもえぇやんけ。それが、引き寄せってもんだろ?・・・と、えらい人が言ったとか、言わないとか。
まぁそうゆうことなんじゃないんですかね。
きっと、そういうことだろうよ。
ビバ、妄想力。
スナック嫁
こぶっちを寝かしつけた後、眠りの国から私が復活すると、
旦那が酒とおやつを用意して待っていた。
この”スナック嫁”を旦那は楽しみにしているようで、うっかりこぶっちと一緒に寝落ちしてしまうと、とっても不機嫌になる。
まぁ、旦那の機嫌はどうでもいいのだが、
「フラチップスとチョコを交互にエンドレスに食いたい!」と心底思っていたので、
なんとか眠りの国から脱出成功。
で、またもやうっかり南国移住に向けての、妄想会議が始まったんだけども、
旦那:「南国移住するにしても、わしらのことはまぁいいとして、こぶっちにとって何が一番いいんかってのが解らんよな。」
ワタシ:「そーなん。(こないだと打って変わって現実的やな。)とりあえず、親が楽しそうにしとったらいいんちゃう。」
旦那:「でもさ、お父さんボロボロの穴あいたTシャツ着て、毎日釣り行って、今日も釣れんかったわー言うて、いっこも金ない、みたいなんやったどうよ。嫌になるんちゃう?」
ワタシ:「なるやろうけど、あんたが会社行って、金稼いで、そこそこの生活さしてもろて、わしはお前らのために好きなこともせんと、嫌な仕事も我慢してきたんじゃぁーってやっても、どうせ嫌われるから大丈夫やで。どうせ、どっちにしても嫌われるんやったら、自分だけでも楽しいほうが得ちゃう?」
旦那:「いや、嫌われるんはいいねんけどさ、環境がよ。どっちがいいんかな。」
ワタシ:「さぁ、わからん。あの人にとってどんな環境がいかなんて、ワタシが思うにこれがいいんちゃうしか、わからんもん。で、ワタシは親がストレス溜めてないのがいいんちゃうと思ってるけど。もぉうちの親、最悪!やけど、なんか楽しそう、と思われてるほうが笑えるやろ。」
旦那:「でさ、今となっては、仕事とか住んでるとこ、経済状況までを含めたものが自分ってなってて、例えば、わしがボロボロの穴空いたTシャツきて、空缶拾ってたら、今の知り合いとか、皆離れていくとおもうねん。」
ワタシ:(ワタシの意見は無視かいっ)「自分そのものだけでは価値がないってこと?」
旦那「:そう。いまとなってはね。あんただってそうやで。」
ワタシ:「まぁ、そうかもしれんけど。でも、例えば、私が空缶が心底LOVEやって、もぅ空缶を集めるのが楽しくってしょうがない、人生は空き缶だーーー!って思いながら空き缶を拾ってたら、今の知り合いは離れていくけど、きっと新しい人が集まってきて、それはそれで、楽しいんちゃう。残念ながら、空缶そんなに好きちゃうけど・・・。」
旦那:「・・・。でさ、こぶっちにとって、どんな・・・」
ワタシ:「もぅいい。寝る。」
スナック嫁、閉店。ガラガラ。
諭吉か景色か・・・
南国に移住したい、と言いながらも、実行に移さない最大の言い訳。
結婚と同時に買った分譲マンションのローン。
その素敵な言い訳が、1年ほど前、突然、マンションが売れたことでなくなってしまった。
借金ないよ?いつでもいけるんじゃない?って状態になったとたんに
ワクワクは不安に変わり、
仕事もないのに?
住むとこは?
夫婦でケンカばっかしてんのに?
ほんまに親はほっていくの?とか。。。
そんな中、旦那は嬉しそうに、南国貧乏生活を妄想しはじめた。
電気はなくてもいけるかな?
ガスはなくても蒔木で大丈夫!
最初はテント暮らしかなー♪
そんな生活したくないっ!
寝る間も惜しんで働け!と、言うと
大丈夫。野菜作って、魚も釣ってくるからっ♪って。
違う!現金を稼いでこいっ!諭吉に会いたいんじゃっ!!!!
と、全力で却下したものの、
毎日、温かくって海が見えるんやったら
ちょっといいかも・・・なんて、1秒ぐらい考えてしまった
自分が怖い。